中小企業経営者向けのWebメディア「ツギノジダイ」にて、リソース・ベースド・ビューについての記事を執筆いたしました。
『リソース・ベースド・ビューとは?意味や導入のメリット、事例を解説』
→ https://smbiz.asahi.com/article/15140692
「リソース・ベースド・ビュー(RBV)」は、企業が持つ内部のリソースや能力に焦点を当て、それらが競争上の優位性を構築するための基盤となるとする経営理論です。
RBVでは、組織の資源や能力が他社との競争において重要な役割を果たすと考えられており、これらのリソースや能力が経営戦略の根幹をなすとされます。例えば、企業のブランド価値、特許技術、顧客関係などが挙げられます。RBVの主な役割は、企業の戦略的なリソースや能力を把握し、それを活用して競争上の優位性を構築することです。また、RBVは企業の成長戦略やリソース配分の決定に影響を与え、持続可能な競争優位性の確保に貢献します。
経営においてRBVを活用するポイントは、まず組織内部のリソースや能力を評価し、それらが競争上の優位性を構築するためのポテンシャルを明確に把握することです。次に、競争環境や市場のニーズに合わせてリソースを適切に配置し、戦略的なリソースの開発や強化に注力することが重要です。さらに、競合他社との差別化を図るために、独自のリソースや能力を持つことが求められます。
これらのポイントを踏まえてRBVを経営に活用することで、企業の競争力を向上させ、持続的な成長を実現することができます。